鍼は痛い？痛くない？
鍼灸の施術では「鍼」と「お灸」を用いますが、鍼で施術を行う際に痛みを伴わないか不安を抱く方は多いかと思います。
医療機関で使用される注射針は先端が斜めになっていますが、鍼灸で使用する鍼は先端が丸みを帯びています。また、直径0.12～0.18mmほどの細さで髪の毛ぐらいの細さなのでほとんど痛みを感じることはありません。
鍼を刺した時はチクッと感じる程度なので、初めての時は違和感を抱くかもしれません。また鍼を刺入していくとズーンとした痛みを感じます。施術に慣れてくると「痛気持ちいい」という感覚でリラックスできます。
また、鍼の種類はさまざまあり、中国鍼や接触鍼、金鍼、銀鍼、ディスポ鍼などがあり、鍼灸院によってどれを使用しているか、施術のやり方でも痛みの感じ方は異なります。
一般的に使用されているのは使い捨てのディスポ鍼で、鍼灸サロンFine Life/Fine Life整骨院でも使い捨てのディスポ鍼を使用しています。また、様々な長さ、太さを症状、刺す部位によって使い分けています。浅く刺す、深く刺す、刺してすぐに抜く、そのまま刺しておく、刺した鍼に電気を流し、筋肉を緩みやすくする。など症状によってアプローチの仕方も変えています。
※注射の針は血を抜く、薬を入れるなどを行うのでストロー状になっているため太いです。採血は一般的に0.6~0.8ミリ
灸は熱い？熱くない？
お灸は基本的にはもぐさ（よもぎの葉を乾燥して加工したもの）を燃やす熱刺激による施術なので、基本的には熱さを感じます。しかし、お灸にも様々な種類があり、皮膚の上で直接燃やすもの、皮膚に直接つけないもの、チクッとする熱さやじんわり熱いものなど様々です。最近はスモークレスタイプのお灸もあり、煙の匂いが付きにくいものもあります。
鍼灸サロンFine Life/Fine Life整骨院のお灸は全てスモークレスを使っているので、煙たくなく、匂いもつきづらいです。
どこに鍼を刺す？お灸を据える？
まず代表的なのは①「経絡上のツボ、反応点」に行います。押したら痛い、凹んでいる、カサカサしている、冷たいなどがツボを見つける指標となります。よく本などで指何本と記載があったりしますが、それも指標であり、そこ周辺の反応点を探して行います。なので、右側と左側ではツボの場所が違うこともあります。
次に②「痛みに関連する筋肉」があります。関連すると記載しているのは、肩の痛みに対して手や背部にもアプローチするからです。筋の硬結に鍼が当たると自分では動かしていないのにビクッと動くことがあります。
鍼灸院では施術前に使用する鍼,灸を確認させてくれるケースもあるため、気になる方は施術前にどのような鍼、灸を使用するのか確認することが鍼灸サロンFine Life/Fine Life整骨院でも出来ますので、お気軽にお申し付けください。
鍼灸で対応できる不調の範囲は広くなっており、特に機能的な不調に対して改善を期待できます。体にこり、痛み、しびれなどのはっきりとした症状が現れていなくても、「何となくダルイ」「何となく体調が優れない」「あまり力が入らず元気が出ない」という本人しかわからない不調でも鍼灸の施術では対応できます。
また、具体的な症状としては肩こり、腰痛、頭痛、関節炎、神経痛、生理痛、眼精疲労、胃のもたれ、むちうち、不眠など、頭から首、肩、腰、足、内臓系、婦人科系など体全体をケアできるとともに、リラックス効果が高いので心なども同時にケアすることができます。
原因のわからない体調不良で悩まされている、体だけでなく心も疲れている感じがするという方は、ぜひ鍼灸サロンFine Life/Fine Life整骨院の鍼灸の施術を受けてみてください。不調の原因である患部に適切にアプローチできるので、不調の改善を目指すことができます。
